ジャニヲタが留学して得た3つのこと

 

紫耀くんに1年も会えないという拷問に耐えてるのに、なんでこんなに辛い思いばっかりしなきゃいけないんだ…。

 

ジャニヲタにとって1年間現場に行けないのは拷問だと思いませんか?私は贅沢にも留学生活中です。海外にいれば、さすがに現場の度に日本に帰ろうという気分にはなりませんでした…(往復料金もばかにできないので)。私にとっては1年間断食するのも同然なので、当初は無理だ…と考えていましたが、留学することは高校生の時からの夢だったのでどうしても行きたかった。天秤にかけて僅差で留学が勝ちました。1年間の断食生活の幕開けです。

 

 

 

ところで、私の自担はKing&Prince(デビューおめでとう!)の平野紫耀くんです。

 

紫耀くんは、明るくて人懐っこくてキンプリでは岸くんに次ぐコミュ力オバケ。ド天然でちょっとおバカなところが愛おしい…ダンスも歌も上手くて、最近では演技のお仕事もジャンジャンこなしているまさに天才。

ちょっとおバカな彼だけど、実はすごく真面目で頑張り屋さん。みんなが見てないところで無理して、少しも妥協したくないというストイックな面もあります。

※ちなみに私が一番好きな雑誌インタビューのエピソードは、ファンレターで紫耀くんの体調を気遣うファンに対して「そういう所は見せないように頑張っているつもりだ」とキッパリ言ったこと。男らしい。ストイック。むしろちょっと怯えた

 

 

 

 

思えば私なんて紫耀くんとは正反対の人間。コミュ障で友達は決して多くはないし、何事も中途半端。何となくで今までどうにかなってきた人間なので、本気で何かをやり切ったことはあるだろうか…と考えてパッと思いつくものはありません。年齢は一年しか変わらないのに、きっと私なんかよりずっと大変な思いやキツイ思い、人生経験沢山してるんだろうなあ…と思います。

 

…というのも留学を決心した1つの理由です。(末期ジャニヲタ)

 

 

 

それにしても、純ジャパの初留学&新しい環境に飛び込むっていうことは本当につらかった。例えるなら、ダンス経験の無い人間に「明日から帝劇で踊ってくれない?」というレベル。さらに1年間現場を我慢しなければならないという拷問付き。到着して最初の頃なんか、毎晩、EXシアター行きたい…ジャニヲタの友達とデュアルルーム行きたい…とか考えてました。ですが、生活していく中で得たものもたくさんあります。今後日本に帰れば多くの人から「どうだった?」っていう質問を死ぬほどされると思うので自分用の備忘録として書き残しておきます。

 

 

 

 

  • 自分をもっと知れた

 少しだけ時間に余裕のある生活になったので、自分のことを考える時間が自ずと増えました。地方住みだった私は、遠征費とチケット代に費やすためにバイトばかりしていました。学校に行って、バイトに行く…毎日同じことを繰り返して家には寝に帰るだけ。そんな暇の無い毎日を送っていたので、自分のことをまるで知らなかった。自分って何も知らない。自分は何が出来て、何が出来ないのかさえもハッキリわかっていなかった。外国人は”自分を持っている”というイメージが強かったのですが、まさにその通りです。将来〇〇になりたいから、今は〇〇勉強してるんだ。自己紹介で名前の次に出てくる情報はこれらばかり。「フライングしたいから、ジャニーズに入りました」*1紫耀くんでさえ理由は明確だぞ(大失礼)。脳みそがパッパラパーだった私は毎回その場しのぎの回答で、はっきりとした答えがありませんでした。私は要領が悪い人間なので、このままバイト漬け大学生を続けていたらどうなっていたんだろう、と考えるとある意味恐怖でしかありません。

 

 

 

 

  • コミュ力が少し向上した

 少しってことにしておきます。ハードル上げたくないので。ですが、少しは上がりました。確実に。日本にいる時は正直受け身のことが多かったです。だから友達少なかったと思うんですけどね…。だけど、こっちに来てから、そんな訳にはいきません。話題がない(話さない)=つまんない。当たり前だけどそうです。だから、相手のことに興味を持つことから始めました。質問するだけでいいんです。そしたらどうにかこうにか話題が広がるから。寮に住んでいるので晩御飯は友人と食べるのですが、毎晩自分のことを、岸優太*2だと思い込みました。決して上からではないけれど、明るく、笑顔に!自分のこと岸優太だと思えば、何とか明るく乗り切れます。毎日がエブリディ。

 

 

 

 

  • 人生どうにかなる

 他にも色々沢山あるけれど、なかでも一番これかな。人生、どうにかなる。迷子になったし、銀行口座の作り方もわかんなかったし、携帯契約のシステムもいまいち理解していなかったし、友達なんて1人もいない土地にやってきたけれど、結局人生どうにかなってるよ!正直全然英語なんてしゃべれなかったけど、どうにかこうにか語学学校も卒業して友達もできて、春から大学生だもん!やればどうにかなる!ただ終わるのを待つだけはだめだけど、やってみる気さえあれば、どうにかなります。だから、あきらめてはいけない。

 

 

 

 最初は友達も居なかったし、英語もスラングばっかりで全然理解できなかった。毎日YoutubeMr.Kingと検索して動画を見てました。死ぬほど見てた。少年倶楽部も見れる環境だったので毎週欠かさず見ました。今でも日本にすぐにでも帰りたいという気持ちは強いけれど、1つ1つ目の前の物事に向き合って逃げたらいけない、って感じています。これは、自分の中の成長点。今までの私ならすぐに、息抜き!とか言ってジャニーズに逃げてたから。今はそうにもいきません。物理的にコンサートや舞台にも行けない距離だもん。無理無理。

 

 

 

 つらい時は紫耀くんも頑張ってるって考えれば何とかなりました。だって彼ら、1か月続くコンサート・舞台を辛い顔を他人に見せないようにして、何食わぬ顔でこなしてるんだよ?怖くない?背筋凍らない?そんなことに比べたら私が今ぶち当たってることなんてどうにかなるじゃん!頑張れ!と自分を奮い立たせながらやっと7か月過ぎました。やっとです。もう死にてえなんて考えたことは幾度となくあるけれど、彼らとMixtureするまでは死ねません。そうです。どんなに距離を置こうが、ジャニヲタはジャニヲタなんです。紫耀くんデビューおめでとう。生きねば。

*1:紫耀くんがジャニーズに入った理由の1つ

*2:キンプリ1のコミュ力オバケ